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患者協働のセルフメディケーション社会の実現に向けて
~薬剤師と患者の声から~
 
【第1部 講演会】
1.堀里子氏(東京大学大学院情報学環 准教授・薬剤師)
「セルフメディケーションに関する基本的な考え方」
医薬品適正使用・育薬と医療安全の推進を目指し、医薬品情報の収集、解析・評価、創製、提供に関する研究を行う。研究成果を社会に還元するNPO 活動<医療者(薬剤師、医師、登録販売者)間情報交換システムの運営、各種薬剤師研修セミナーの開講等>や、市民向けの活動「みんくす」(https://minkusu.ikuyaku-ut.jp)にも取り組む。
  
>>講演内容

2.根本ひろ美氏(茨城県薬剤師会常任理事・地域医療委員会担当 薬剤師・介護支援専門員)
「地域住民とともに進めるセルフメディケーションの実例」
県立の重症心身障害者施設に併設の病院勤務が私の薬剤師業務の始まり。
(薬物療法の個別差、環境差等を目の当たりにして薬剤師の責任の重大を知る)
33歳の時、小さな一人薬剤師のOTC中心の薬局を開設して独立。
お客様たちの関わりの中で、介護支援専門員の資格を取る。当時から自分の薬局に来てくださる「お客様の役に立ちたいと言う想い」から地域に出ている、お節介おばさん薬剤師。
ねもと薬局グループ:http://www.nemoto-drug.com
  
>>講演内容
 
3.宿野部武志氏((株)ペイシェントフッド代表取締役)
「市民がセルフメディケーションに取り組むための、薬剤師への期待」
1968年生まれ。3歳時に慢性腎炎に罹患。18歳より慢性腎不全により透析導入。現在透析歴30年目。2008年腎臓がんにより左腎臓を摘出。身体障がい者。
(株)ペイシェントフッド代表取締役・Webサイト じんラボ 所長・社会福祉士。
腎臓病の闘病、透析を受ける当事者としての経験と想いを腎臓病・透析患者・家族、そして医療の現場に還元すべく、講演・ワークショップ、研修事業、コンサルティングなど幅広い事業を展開。<所属>NPO法人患者スピーカーバンク副理事長・NPO法人東京腎臓病協議会 青年部副部長(元理事)・世田谷区身体障害者相談員。
じんラボ:http://www.jinlab.jp/
会社HP:http://www.patienthood.net/
  
>>講演内容
 
4.鈴木信行(ペイシェントサロン協会会長・がん患者)
「患者協働の推進への取り組みと今後」
1969年生まれ。生まれつきの疾患「二分脊椎症」による身体障がい者。精巣がん(20歳)のがんサバイバー。さらに現在は甲状腺がん患者として闘病中。
北里大学薬学部非常勤講師。
患者の立場から、患者と医療者がともに学ぶ場を全国に広めたいと2013年からペイシェントサロン活動に着手。2015年ペイシェントサロン協会を設立、会長に就任。
  
>>講演内容
 


   
【第2部 ワールドカフェ】
 

テーブルテーマ1:
薬局・薬剤師へ期待すること
テーブルテーマ2:
患者・市民へ期待すること
テーブルテーマ3:
行政・地域へ期待すること
テーブルテーマ4:
医療者・病院へ期待すること



【開催概要】

 

20161022日  東京大学福武ホール にて

時刻

プログラム

内容

担当

13:00

開会

司会:

北原詠美子

 

1

講演会

1.堀里子氏(東京大学大学院情報学環 准教授・薬剤師)

「セルフメディケーションに関する基本的な考え方」

2.根本ひろ美氏(茨城県薬剤師会常任理事・地域医療委員会担当 薬剤師・介護支援専門員)

「地域住民とともに進めるセルフメディケーションの実例」

3.宿野部武志氏((株)ペイシェントフッド代表取締役)

「市民がセルフメディケーションに取り組むための、薬剤師への期待」

4.鈴木信行(ペイシェントサロン協会会長・がん患者)

「患者協働の推進への取り組みと今後」

14:30

休憩

 講演者への質問票を回収します

14:40

Q&A

 質問票からのQ&Aタイム

15:00

2

ワールド

カフェ

セルフメディケーション社会の実現に向けて

 ・薬局・薬剤師へ期待すること

 ・患者・市民へ期待すること

 ・行政・地域へ期待すること

 ・医療者・病院へ期待すること

進行:

鈴木信行

16:45

 

 写真撮影

 

 

 

17:00

終了